四半世紀記念(1)からの続き。。
激痛。。
その日から筋肉痛が始まったので日本から持ってきていた湿布を張って寝たけど
翌日の筋肉痛は激しすぎた。。
すべての動作に激痛が走る。
起きようとする、起きる、歩こうとする、歩く、顔を洗う、手をあげ、、、もう全部。
それでも私たちは着替えてアラ・モアナのショッピングセンターへ。
ホテルの玄関を出る階段が、修行かと思うほどの苦痛を伴い、
歩道から車道に出る5センチほどの段差に悲鳴をあげつつ
ようやくたどり着いたショッピンセンター。
そんなにお買い物欲があったわけではないけど、せっかくハワイの来たのだからという
気持ちだけで乗り切った。
当時は、円高が続いていて、ハワイにショッピングへ行くという日本人はたくさんいたけど、
ブランドや海外に行くということにあまり興味がなかったため、そんなニュースは他人事だった。
(後輩もそんな感じ)
ホノルルに行く前に、会社の人達に「お小遣いたくさんいるね~」なんて言われけど、
メインはマラソンだし、そんなに買いたい物もないからお小遣いは2,3万ぐらいで
いいんじゃないかなぁというのが私と後輩の見立てだった。
だが!しかし!!!!
悲鳴を上げながらたどり着いたショッピングセンターで、
何故かフルマラソンでは得られなかった達成感によりテンションは上がる。
更に、ショップの定員さん達が、
「日本にはまだないデザインですよ~」
「日本ではこの値段じゃ買えませんよ~」
と、誘惑、魅惑の言葉をかけ理性というネジを緩めていく。。
「そ、そうかな~、うん、そうだよね!」
「あ、それカッコいいじゃん!」「それ可愛いね」
「いてててて、、、(時々筋肉痛を思い出す)」
なんだかんだと店員さんにほいほい載せられ、2羽のカモ達のお買い物は進む。
当時、流行っていたMCMのバッグ、お財布、CKのジーンズ、、
「あ、これもいいなぁ」「これ弟のお土産に♪」
買い物欲に火が付いた私たちを止めることはゲキイタの筋肉痛でも不可能だった。
(筋肉痛は動くと慣れてくるしね・・)
結局、氣付いたら使ったお小遣いは見立ての10倍ほどになっていた。
(ハワイ恐るべし、まさかのショッピングでランナーズハイ??)
その日の夜、買ったブランドのバッグや服を身に着けて、ベットの上でポーズを
とっている写真が何枚も残っている。
服の隙間から湿布をのぞかせながら。。
なつかし~な~~、後輩元気かしら。
というわけで、
四半世紀と半世紀の記念はできたけど、
ん~~~さすがに一世紀記念は厳しそう、、( ̄▽ ̄;)